第12回 Canon EOS630というカメラ
今回紹介するのは、デジタルもやっているけれどフィルムカメラもやってみたい人におすすめしたい一台、Canon EOS630です。
わたくし、デジタルはCanon EOSユーザーでして、交換レンズをいくつか所有しております。それらのレンズを使えれば初期投資を抑えてフィルム一眼レフを楽しめるのではないかと思い、かねてからお手頃なフィルムEOSを探しておりました。
そんな折、某中古カメラの催事のジャンクコーナーにて540円で売られるEOS630を見つけたのです。もともと初期EOSの600系の直線的なデザインが好みでして、しかも未使用品で可動品と思われたので購入してしまいました。
電池を入れ、レンズを装着しシャッターを切ったところ問題なく動きました。所有するEFレンズ3本、タムロンのレンズ1本も問題なく動作することが確認できました。30年前の機体で最新のレンズが動くって改めて考えるとすごいことですよね。
フォーカスポイントは1点と時代の古さを感じます。少し暗いところではピントが合わないこともあります。
それ以外の部分は必要にして十分。
普段はマニュアルフォーカス機を使うのですが、一点であってもオートでピントを合わせられるのは本当に快適。デジタルのEOSユーザーに限られますが、手軽に始められるフィルムカメラとして大変おすすめなカメラです。
そうそう2,3カ月前のことですが、横浜のカメラはスズキと日暮里の三葉堂寫眞機店に行ってきました。
フィルムカメラユーザーが今熱い視線を送る写真屋さんと中古カメラショップです。
三葉堂寫眞機店はもちろんのこと、カメラはスズキでも中古カメラを扱っているのですが、そのどちらの店でも、若い女子がフィルムカメラを買おうと店員さんにカメラの購入相談をしておりました。フィルムカメラブームが来ているようです。