第1回 CONTAX T2
フィルム人はフィルム写真とフィルムカメラを愛する人のためのブログです。
おすすめのフィルムカメラを紹介し、そのフィルムカメラで撮った写真などを見せられればと思います。
第1回目はCONTAX T2。
写ルンですの再ブームとチェキのスクエアフォーマットの発売で、フィルムが人気再沸騰中の2017年。
一部の人気フィルムカメラがメルカリやヤフオクで高額取引されています。
その中でも随一の人気がこのCONTAX T2です。
取引価格は5〜6万円と20年以上前のコンパクトカメラとしては破格の値段です。filmzineも4万6千円ほどで入手しました。
良いカメラです。まずデザインがかっこいい。
外装はチタン製でとにかく高級感満載。シャッターボタンは人工サファイアでお値段張る感じ。
filmzine的にはデザインは全てに優先されるのでデザインだけでも買いです。
レンズはCarlZeiss(カールツァイス)のSonnar(ゾナー)38mm F2.8。
シャープで発色の良い写りです。シャープではあるものの、デジタルのシャープさとはまた違った感じ。
撮影した写真を初めて見たとき、一眼レフで撮影した写真と勘違いしたほど。日中背景をぼかすのは難しいので、立体感は一眼レフに劣るもののシャープさは負けてない。コンパクトカメラとしては随一だ。
オートフォーカスが外しやすいと言われがちですが、近接撮影用の点線のフォーカスポイントを常に使えば外しません。
泣き所は、最短撮影距離の70cmで、テーブルフォトなどは難しい。
あと開放絞り値が2.8ですが、F2.8設定では露出オートになるので、F2.8で絞り優先で撮ることはできません。
この手のコンパクトカメラは露出オートで撮るのがいいでしょう。
まあでも、うん、デザインと写りで全てを許せるカメラなのだ。