第15回 コニカ 現場監督28HGというカメラ
2017年の現在、フィルムカメラユーザーから最も熱い視線を注がれてる写真店「カメラはスズキ」さん。
中古カメラも幾らか扱っていて、このコニカ現場監督28HGもカメスズさんで手に入れたのでした。
コニカというとBIG miniが良く写るカメラとして名高い評判を得ていますので、この現場監督の写りにも期待してしまいます。
この現場監督というカメラはその名の通り、工事現場での撮影のために作られたカメラで、落下させても壊れにくい頑丈なボディ、水に濡れても安心な防塵防滴構造と工事現場に求められる性能を持っております。
特にこの28HGという機種は、夜間の工事現場でも撮影できるように、感度100のフィルムで光が10mまで届く大型フラッシュを内蔵しております。
あと最短撮影距離が40cmで、シリーズ最短であるのは嬉しいポイントですね。
グリップも大きく重さも比較的軽いので、とても持ちやすくスナップ撮影に最適なカメラです。
肝心の写りは、CONTAX T2や一眼レフカメラのレンズとかにはかなわないけど、十分にシャープで、さすが単焦点レンズといった感じです。
オートフォーカスも速くて正確。
シャッターの切れ味も、電子的な感じだけれども、切れた!って感じで個人的には好みです。
無骨だけどかわいいカメラ、値段も比較的安価でネクスト写ルンですにもオススメのカメラです。