フィルム人

フィルム写真とフィルムカメラを愛する人のためのブログ

第14回 Canon Cannot QL17 G-IIIというカメラ

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The Mijonju Show - Canonet QL17 GIII キャノネットQL17 GIII

 

まあ、まず動画を見られし。

フィルムカメラコレクターのMijonju氏とsnap!マガジン編集長 鈴木さん激推しのカメラCanonet QL17 G-III、もうこの動画見たら欲しくなること間違い無いでしょう。

 

ブラックモデルが欲しくて、ヤフオクで美品を探しました。

モルトプレーンは劣化していたので自ら交換。

 5泊6日の台湾旅行に連れて行きました。

 

 ころっとした大きさで、デザインもかわいく持ってて嬉しくなるカメラですね。何気にG-IIIのバッチがお気に入り。

フィルムの巻き上げとかシャッターの切れ味とかは、同じレンジファインダーカメラのライカと比べるとやや安っぽい感じは値段相応といったところでしょうか。

 

露出は、マニュアルとシャッタースピード優先。

機械式シャッターなので電池がなくてもシャッターを切ることができます。電池が切れても、また将来的に露出計が壊れてしまってもカメラとしては機能するのは安心ですね。

ただ、普段絞り優先を使っているのでシャッタースピード優先はやや使いづらいところがありますね。

 

クイックローディングというフィルム装填機能が内蔵されていて、フィルムの装着が簡単に出来るので、初心者にも安心。

通常パトローネから出したフィルムの先端をカメラの巻き上げ軸のスプールに差し込む必要があるのですが、クイックローディングの場合はフィルムを軸の上に乗せて裏蓋閉めて巻き上げるだけでOKなのでフィルム装着の失敗がありません。

 

そして、このカメラの最大の特徴は、40mm F1.7というレンズ。画角もスナップ撮影に最適で、そして何よりも明るい。

ピントが来た面はしっかりシャープで、ボケ味は美しい。プアマンズライカ(貧乏人のライカ)と呼ばれるのも納得です。

 

唯一の泣き所は、ファインダーの二重像が見辛いこと。元々こんなものなのか、経年劣化によって見づらくなってしまっているのかわかりませんが、暗いところでは、ほぼ見えないので目測で距離目盛を合わせるって感じです。

まあ、それで大抵撮れてしまいますけどね。

 

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